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飛ぶ声、飛ぶ雲、飛ぶボール
5/15の観戦レポもかけてないです。そのうち書くつもりです。有言不実行な人間ですみません。たぶん一生このまま生きていくのだと思います。気を取り直してエセまじめインチキ野球話をさせてもらいます。お付き合いいただけたら幸せ。

 プロ野球が打高投低になっていると言われ始めてから久しいが、それにしても今シーズンの打高投低ぶりは顕著である。セントラル・リーグはだいたい全日程の1/4を消化しているが、実に5/19の打率ランキングに名前を連ねている三割打者だけでも20人を数えている。本塁打ランキングでも、ジャイアンツの阿部を筆頭に既に二桁の本塁打を打っている選手が8人もいる。一方、投手の防御率ランキングに目を移すと、防御率を2点台以下でキープしているのはタイガースの藪、福原とドラゴンズの川上、山本昌の4人だけである。去年20勝をかぞえたタイガースの井川ですら、ベイスターズのウォーカーと並び、この時期にしてなんと13本もの本塁打を浴びているのだ。

 何もこんな現象は今年になっていきなり起こったわけではない。4年ほど前からパワーヒッターでもない打者が合わせただけの打球をスタンドインさせることはそう珍しいものでもなくなっている。そしてその原因として取りざたされているのが「飛ぶボール」の存在である。他社のものより飛ぶといわれているミズノ製のボールを、昨年までにセリーグではジャイアンツ・ベイスターズ・ドラゴンズがそれぞれホーム球場で導入していた。そしてさらに、今年に入って今まであまり飛ばないとされていたサンアップ社製のボールを使用していたスワローズが、サンアップ社の倒産に伴ってミズノ製ではないにしろ、前のものより飛ぶボールを使わざるをえなくなったのだ。ただでさえ狭い神宮球場で飛ぶボールを使用したらどうなるのか。スワローズ投手陣の防御率はリーグ唯一の5点台に沈み、現在セリーグ1位の21本のホームランを放っている阿部はそのうち半分近い9本をスワローズ戦で稼いでいるのである。

 わたしが不思議でならないのはこの「飛ぶボール」を導入するチームがあとをたたないことである。過去にも一リーグ制の一時期、ラビットボールと呼ばれたボールを使用した年があったが、あまりにも打撃成績があがりすぎたため、その年の記録は眉唾物だと言われつづけた。また、メジャーに行く選手も後をたたない中でなぜ国際基準からあまりにも離れた球が次々と導入されるのだろうか。昨年のオリンピック予選では、各チームから強打者を集めたにもかかわらず、三試合でホームランは一本も出なかった。ジャイアンツの上原の弁によると打球に勢いがつきすぎてもし選手に打球が当たった場合、深刻な怪我に発展する恐れもあるという。

 ホームランは野球の華である。それを否定はしたくない。だが、野球の華にふさわしいホームランとは、ちょこんとバットに当てた打球がフラフラと上がってスタンドインするものではなく、完璧に狙い打った打球が美しい弧を描いて、スタンドへと吸い込まれていくものだろう。今日もTVに映るゲームでは一試合に何本もホームランが飛び出し、アナウンサーが「ホームラーン!!」と絶叫する。時代は移ろいゆくが野球の面白さの本質はそんなに簡単に変わるものではないと思う。どちらにも二桁以上の得点が入るようなゲームは一見派手だが、本当の野球の面白さが凝縮されているのは3-2くらいのスコアの行き詰るゲームではないだろうか。そのようなゲームが見られる機会が明らかに少なくなってきていることが、寂しくてならない。
| プロ野球全般 | 23:27 | comments(3) | trackbacks(0) |
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コメント
先日子供用のビヨンドマックスを見かけました。
このままじゃ 投手を目指す子供いなくなるんじゃないかと心配です・・・。
時代の流れに逆らえないのなら 投手の地位向上を切に願います。
| 肉 | 2004/05/21 3:48 PM |
はじめまして。リンク辿ってきました。
「飛ぶボール」を導入しているチームのファンが書くのもナンですが、確かに中継に緊迫感がないのは否めません。
ストライクゾーンをどうにかするという案は結局報われてないような・・・
おエラ方は「HRが出れば視聴率が上がる」と考えているのかもしれません。しかし、個人的には「息詰まる投手戦」の方が目が離せないと思うのですが・・・
長々と失礼しました。
| ねえやん | 2004/05/22 12:39 AM |
>肉さん
そうそう、コレだけ打高投低になっていても投手の評価基準はあまり変わっていないというのも問題だと思います。
今の野球だと完封や完投って実はもっと評価されていいことなんじゃないでしょうかね。

>ねえやんさn
初めまして、コメントありがとうございます。
ホーム球場で導入されていると本当に辛いと思いますよ。結局HRが出ることで試合時間も長くなり、ダラダラしたゲームが増えているような気がします。締まった試合、もっとたくさん観たいですよね。
| | 2004/05/22 2:58 PM |
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