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太陽と月
しばらく更新が滞って申し訳ない。こちらは週一+観戦記更新というスタイルでいこうと思ってるのですがいまだに試行錯誤中です。

というわけで今回もインチキ野球話を。
西武の松坂投手が17日に二試合連続完封勝利で2勝目を挙げた。勝敗こそ2勝2敗だが、防御率、奪三振ともに他の選手を寄せ付けない好投を続けている。ライオンズもまた、彼が二試合連続で完投負けを喫していた開幕直後から打って変わった快進撃を続けている。松井稼頭夫が去った今、ライオンズはまさに松坂大輔のチームである。彼が勝利を挙げることがチーム全体の士気となり、「松坂の手に勝利を掴ませる」ために野手は打棒を振るう。松坂大輔を中心としてチームは回っている。彼は太陽のようなエースである。

さて、パシフィックリーグより一週間遅れて開幕したセントラル・リーグだが各球団のエースの中ではドラゴンズの川上憲伸と、タイガースの井川慶が負け無しの三連勝を挙げた。川上憲伸は昨年故障に苦しみ、ピッチングスタッフの揃っているドラゴンズの中でエースと認められるには今年が勝負所だが、ここ数年、一度も一軍登録をはずされずに投げ続けている井川慶は今や押しも押されぬタイガースのエースと言えるだろう。

ただ、井川慶の存りかたは松坂大輔のそれとは種を異にするものである。甲子園のエースとしてプロ入りしたときから注目と期待を浴び続け、またそれに応えてきた松坂と違い、井川は投げ続けること、勝つこと、結果を残すことによってエースの座を勝ち取ってきた。上原浩治と並んでセントラルリーグを代表する投手と呼ばれるようになった今でも、タイガースが彼を中心にして回ることはなく、井川はタイガースのために投げ続けている。松坂と比べると、彼が月のように思えることがある。

シドニー、アテネと続く"全日本"のエースたらんとする松坂と、あくまで「タイガースのエース」であることに重きを置く井川慶。純血にして名門で在り続けるライオンズと、長年の屈辱から補強してでも貪欲に勝とうとするタイガース。彼らは同じエースと呼ばれる存在でありながら、置かれている立場も求められるものも違っているように感じられる。しかし、そんな二人でも目指しているものはたぶん同じ「メジャーリーグ」という舞台なのだろう。松坂は井川よりひとつ年下だが、実働年数は彼のほうが長い。不慮の大怪我などがなければ、そう時期を違えずしてふたりは海を渡ることだろう。

これはわたしの想像に過ぎないがまた海の向こうでも、松坂はチームを彼のものにしてしまうだろうし、井川はチームのために投げつづけるだろう。どちらが上とか、そういうことではなく。願わくば、彼らが同じリーグのチームに所属してほしい。そしていつか彼らが、青い空と天然芝の広がるボールパークの上で、自らの実力を出し切って対決する機会があることを、それをわたしが目に出来ることを心から願ってやまない。
| プロ野球全般 | 21:49 | comments(3) | trackbacks(0) |
阪神ファンという免罪符
去年あたりから、セ・リーグで他球団のファンから最も嫌われているファンは、阪神ファンになっているように思う。当然といえば当然の話だ。他のどこのチームのファンが、相手ピッチャーが交代したときにバカにしたような歌を合唱するだろう?味方の選手の打球を取ろうとした選手にメガホンを投げつけるだろう?エースの完全試合を打破するヒットを打った選手に、聞くに堪えないブーイングを浴びせるだろうか?

弱いことは横暴であることの言い訳にはならないと私は思う。だが、呆れるほど弱かった時代は強者から弱者への寛大さで持って許してもらっていたところもあったと思う。だが、いまや阪神は毎年ダントツの最下位に沈むチームではなく、去年のセリーグを制覇した王者なのだ。だが、ファンの態度は王者の寛大さや余裕とは程遠く、まだ底辺のあたりをさ迷っている。

「ナイスプレイなら敵味方の区別なく拍手する」とまでになるのは無理だろう。だが、敵にも最低限の敬意を持って接するのがスポーツマンシップというものではないか。スポーツマンシップのないファンに囲まれて、スポーツマンシップを持つ選手は育つのか。さらに言えばスポーツマンたるタイガースの選手は、今のようなファンの態度を喜んで受け入れているのだろうか。

想像力を身につけて欲しい、もし、自分が完全試合を打破されたとき打った選手に対して罵声を浴びせるファンの姿を見て喜びを感じる選手はいるのか、あなたの応援している選手はそんな程度の人間なのか。もし、打った選手がわざと空振りして完全試合が達成されたのならそれで満足なのか。たとえ八百長でも勝ちさえすればそれでいいのか。

考える力を身につけて欲しい、阪神ファンという集団の中で大衆に流されず、やってはいけないことは何か、ひとりの野球ファンとして自分の頭で考え、行動して欲しいのだ。タイガースファンは確かにマナーの悪い存在として認識されている。だが、阪神ファンであるということを免罪符にして行動してはいないか。阪神ファンなんだから、マナーが悪いのも当たり前だと、自分の行動の言い訳にしてはいないだろうか。

自分の愛するチームに王者であって欲しいなら、王者たるチームに相応しい応援を目指すことは、自らの欲望のままに暴れ、騒ぐことよりも大きな支えとなるはずだ。そしてそれは、結局は素晴らしい幸福と満足感をあなたにもたらすことになるだろう。
| プロ野球全般 | 23:47 | comments(7) | trackbacks(0) |
セリーグ開幕に思うこと
うちのサイトの日記からしかリンクをはってないということは、こっちに来る人もダッペケイの方と同じく80%くらいがタイガースファンということだから、どっちに書いても大して変わらないとは思うのですが、明らかにアクセス数は少ないはずなのでタイガースに辛い本音ぽい意見はどっちかというとこっちに書いていったほうが丸く収まりそうだと思ってみたり。

結構何回も「今年はドラゴンズが怖い」と言い続け、優勝予想にもドラゴンズを推してドラゴンズ猛プッシュで今年は来てたのですがあちこちでタイガースファンのひとに「でも中日はオープン戦ダメだし〜」「故障者出すぎじゃん」とか言われてきたのでドラゴンズのいきなりの二連勝が今とても嬉しい。
「練習は決して裏切らない」という言葉は真実ではないと思うし、いくら練習しても頂点に届かない選手、練習のし過ぎで故障してしまう選手は確かに存在する。でも、やっぱり朝の9時から夜の6時過ぎまでほとんど休まずに練習を続ける姿をその目にすると、練習は裏切らないという言葉を信じてみたくなったりしてしまうのだ。

結局ひとに一番力を与えるものは希望なのかもしれない。一軍に上がって活躍するということが、夢ではなくなっているという希望が、ドラゴンズの若手選手をあそこまで貪欲にし、またそのその若手たちに対するレギュラー陣の恐れが、彼らをぎりぎりの状態に置いている、それが相乗効果を生んでチームを一体化させているように思う。
その状態と比べると、タイガースの鳥谷と藤本の争いは、彼ら自身の危機感や貪欲さからではなく、マスコミによって演出されているもののような気がしてしまう。
それは報道量が圧倒的に違うせいでそういう気になっているのかもしれないし、藤本派と鳥谷派に分かれて民度の低い論争を繰り広げているファンのせいなのかもしれない。

ただ、秋季キャンプと春季キャンプにおける絶対的な練習量の差というのは必ず夏場のスタミナの差となって現れてくるような気がするし、またそうであって欲しいと思う。「ファンに夢を与える」という言葉は野球中継でよく使われるものだが、どんな大物ルーキーの活躍よりも、大物FA選手の活躍よりも、二軍でくすぶっていた選手が練習によって花開いたという事実が、一番大きな夢と感動を与えてくれるような気がしてならないのだ。
| プロ野球全般 | 01:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
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